「空斗さんの夢?」

「空斗が打たれたときの夢、そろそろでしょ?空斗の命日って、怖くて怖くて自分ではどうしようもなくて暴れるの…我を失い。回りにあるもの全てを滅茶苦茶にしてしまうの…だから隼人に一緒にいてもらう。」

私はこんな頭のイカれてる奴だと流星に思われたくないんだ。

「そのとき一緒にいるのは隼人とかいう奴でないとダメなのか?」

「へ?」

思いもよらない言葉に変な声が出る。

「俺じゃダメなのか?」

「分からない」

「何で?」

「だって隼人としか空斗の命日のときは一緒にいないから。」

自分を失い暴れてしまうからその時は隼人としか会わないし家から出ない。

「じゃ、俺と一緒にいないか?」