「お前って鈍感だったんだな。」

流星の呆れた声が聞こえた。

「瑠羽ちゃん…」

月夜のショボンとした声が聞こえた。

「これは流星も苦労するね。」

琉貴の失礼な一言も綺麗に耳に入ってきた。

「月夜ドンマイ…」

笑いを堪えた太陽の声も聞こえた。

「何なの?皆して…」

私変なこと言ったっけ?

「別に」

「流星別にはないでしょ…こんなに人のこと貶しておいて。」

絶対に何なのか言わせてやる。