「いいって。そんくらい俺が払う。その代り、見るのは俺が決めるからな?」



「うん、ありがとう」



なんか廉、かっこいいな~...



どっかの綺麗なお姉さんにつかまっちゃいそう。



そんなことを考えてたら、



「君かわいいねぇ~♪ど?1人なら俺らと遊ばない?」



いかにもちゃらそうな人が話しかけてきた。



うわ、ナンパ?



こないだされてもうこりごりなのに...



「彼氏いるんで」



そうだよ!あたしには彼氏が!



「ん~?そんなやついねぇけど?」



「も、もうすぐ帰ってます」



「ほんとはいないんだろ?ほら、行くぞ!」



そういってあたしの腕をつかむ。