あたしのこと大切に思ってくれてるって思っていいんだよね...?



「っだぁ~~!!もう!行くぞっ」



「あ、うん!」



少し照れてる廉もかわいいな~なんて思いながらあたしたちは家を出た。



「ねぇ廉どこ行くの?」



「俺らが気持ちよくなれるところ。」



「き、気持ちよく!?」



な、なにを言い出すんだこの人は!!



「そうだけど...え?何を想像したのかな?伊織ちゃんは」



「な////別に何も!!」



「ふ~~ん」



廉はにやにやしながらまた前を向いて歩き出した。