「じゃあね!比奈!!」
「お姉ちゃん!恵梨ちゃん!ばいばい!」
「「ばいばーい」」
えっと…鍵は職員室だったような…?
よし!探そう!!
「しょ♪しょ♪しょっくいんしつ〜♪」
テンションの上がったあたしは、スキップしながら、職員室を探した。
「あった〜!!職員室ぅ!」
同じところを何回も回っていると、目の前に職員室が現れた。
「失礼しま-す…」
ガッゴン
取り付けの悪いドアを何とか開けて、中に入った。
「あ、中田さん…早いね?」
「佑菜のが、早いんじゃないの?」
職員室にいたのは、丸山 佑菜だった。
まーちゃんと仲良しで、いつも一緒にいる。
「鍵。持ってるから。」
「あっそ。」
なぜか、あたしと佑菜が喋ると喧嘩腰になってしまう。あたしがそんなつもりなくても、佑菜がそっけなく話すと、どうもムカついて、同じように、そっけなくしか返せない。でも、小五までは、親友だった。
こんなことになった理由なんてない。ただ
佑菜はまーちゃんのほうに行っただけ。
それまでは、あたしのことを比奈って呼んでたくせに、今は、‘中田さん’って呼ぶ。あたしはまだ、佑菜って呼んでるのに…
「お姉ちゃん!恵梨ちゃん!ばいばい!」
「「ばいばーい」」
えっと…鍵は職員室だったような…?
よし!探そう!!
「しょ♪しょ♪しょっくいんしつ〜♪」
テンションの上がったあたしは、スキップしながら、職員室を探した。
「あった〜!!職員室ぅ!」
同じところを何回も回っていると、目の前に職員室が現れた。
「失礼しま-す…」
ガッゴン
取り付けの悪いドアを何とか開けて、中に入った。
「あ、中田さん…早いね?」
「佑菜のが、早いんじゃないの?」
職員室にいたのは、丸山 佑菜だった。
まーちゃんと仲良しで、いつも一緒にいる。
「鍵。持ってるから。」
「あっそ。」
なぜか、あたしと佑菜が喋ると喧嘩腰になってしまう。あたしがそんなつもりなくても、佑菜がそっけなく話すと、どうもムカついて、同じように、そっけなくしか返せない。でも、小五までは、親友だった。
こんなことになった理由なんてない。ただ
佑菜はまーちゃんのほうに行っただけ。
それまでは、あたしのことを比奈って呼んでたくせに、今は、‘中田さん’って呼ぶ。あたしはまだ、佑菜って呼んでるのに…