｢あ、中田さん。もう、まーちゃんに話しかけないで。｣
そう言って、佑菜は職員室を出て行った。
なんで、そう佑菜は自己中心的なんだろう。五年生の時もそうだったよね…？






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｢まーちゃん！一緒に大なわしよぉ！｣
｢うん！やりたい！！｣
まーちゃんがあたしに近づこうとした時、
｢まーちゃんは、佑菜と一緒にお絵かきするの！もう、比奈はまーちゃんとお喋りしないで。｣

佑菜はきつくあたしを睨んで、まーちゃんを引っ張ってった。

｢佑菜…。そんなこと言っちゃだめだよ。｣
｢うるさい-っ！まーちゃんは佑菜のだもん！｣

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何でだろうね？佑菜は、どうして、そこまであたしが嫌いなの…？

｢どうしたの？｣
｢あ、小田先生…何でもないです…｣
あたしは、泣きそうになるのを堪えながら、職員室を走って飛び出した。

｢ちょっと！？中田さん？！｣

何でよ…！？いつも、苦しい目に合うのはあたしなの！？佑菜なんて…佑菜なんて大嫌い！