「じゃあ、試合、頑張ってくる。

早めに返事、考えとけよ…」




そう甘く耳元で囁かれたのに、バカなあたしには一瞬何のことか解らなかった。



「え、返事?」



「はぁ。お前ほんとバカだな…あんだけのことがあって忘れるかよ。」



「あっ…」



あの時の出来事を思い出して再び顔を真っ赤に染めてしまった…。




「まあ、そーゆうとこも好きだけど。」



「っ……////」




今日の先輩には、ドキドキさせられっぱなしだよ‼////