『でも……みゆ、ここにいるよ?いなくならないよ?』

『ふふっ。そうだね、ここにいるね』


お母さんは口元を両手で覆って、静かに笑う。


『でもね、いつかはみーんな、いなくなっちゃうの。心優がね、おーっきくなったら、分かると思うよ?なくなった命は、星になるんだよ』

『えぇー!?しょーなの?』

『うん。そうだよ?命は消えちゃっても、星になってずーっと輝いてるの。この空に、たーっくさん光ってる、お星さまみたいにね………』

『しゅごーい!しゅごーい!』


笑ってる、私とお母さん。