鼻で笑うと

「ん?まて?今、俺に馬鹿って言ったのかお前」

「うん」

「誰が馬鹿だ、」

「ん」

首でおまわりを指した。

「てか、お前はこんな時間にここで何してたんだ?」

「散歩」

「散歩なら太陽さんさん輝く時間に行きなさい」

「その時間、学校じゃん」

「あ。そっか」

「ほんと、馬鹿だね」

「馬鹿言うな、馬鹿って」

「おまわり、試験何回も落ちただろ?」

「何で知ってるんだ」

「会話してるだけで馬鹿だと思うから」

「くそー。馬鹿にされっぱなしな俺」

「そうだね」

「それはそうと、何でこんな時間に散歩だ?」

「寝れねぇの」

「そうか、怖い夢でも見たんだな。俺も怖いのだめだ」

「ふはははははは。ウケるなおまわり・・・」

「人は真剣に話聞いてやろうとしてんのに」

「おまわりじゃなく、お笑いのがむいてるかもよ」

「お、嬉しい。ってちがーウ」

「テスト明日でなんだか寝れねぇの」

「ひとつ気になるんだが・・・・」

「何?」

「女なのに何でそんな話し方?」

「詮索すんな、、、。その話題にはふれられたくねぇんだよ」

あー。気分わりぃ。スタスタと歩きだし家に帰った。

んでも、おもしろいバカなおまわりだ。