「沙耶ぁ゛!!」
「ちょ、マジで小夜怖いって」
「怖いってなんなのよ、結愛!!」
「怖いものは…」
「結愛、小夜、いい加減にしろ」
「翔大!」
「翔大くん!?」
「三野まで来たの?本当に愛されてるわね、沙耶は」
なんと見送りに翔大くんまで登場。
クラスの何人かや先輩や後輩。
……やだなぁ、泣いちゃいそう。
「沙耶ちゃん」
「…翔大くんまで…」
「沙耶ちゃんさ別れたって本当に?」
「うん。」
「ちょっとなにいい雰囲気ぶち壊してんの」
「怖いの結愛じゃん!翔大に当たんないでよね!」
「当たってないでしょ!?当たる理由なんてないし!」
「…てかさぁ黙ろ?」
「「………」」
2人ともゴクリと唾を飲んで声のする方に目線を向ける。
……えぇ!?
今の声だれ!?
聞いたことないくらい低すぎて怖いんだけど。
「「聖也!?」」
「お前らさ、こんな日までうるせーよ」
「……聖也が?」
「え?つかさ、結愛が騒ぐのはベッドの上だけにしてくんね?」
「なっ///!!」
真っ赤になる結愛を意地悪そうに笑いながらジリジリと壁まで追いやる。
……このあとは見ないどこーっと♪