―――――
to 蒼
大丈夫?(><)
蒼の家行こうかなぁ…心配だし…
―――――
…いいよね?
だって蕾都はそっちに泊まるんだよ?
あたしだって…いいよね?
―――――
from 蒼
移したら困る。
てか親戚んとこじゃないの?
―――――
……避けられた。
ダメって…初めて言われたなぁ…。
でも心配してくれてるんだよね!
「じゃああたしは結愛の家に行こっ」
「えっ!?うちは来ないんですか!?」
「っうん!元から行くのは明後日だったし」
「…沙耶姉?」
「蕾都!きちんとしなさいよ!」
「沙耶姉…なんかあった?やっぱり」
「な、ないよ〜?蕾都ってばな…なに言ってるの〜」
「うん、なんかあったな」
「もういいから!早く行きなさいっ」
「はいはーい」
「…もうっ」
「なんかあったら言えよ、沙耶姉。…溜め込む前に」
「…うんっ!」
あやうく泣いてしまうところだった。
…あーもう…蕾都は。
泣かせ上手。
あたしの自慢の弟だ。
「結愛〜」
『さささ沙耶!?なぜ!?なぜ電話が!?』
「日本だから♪」
『に、日本!?おーい!今日本!?』
「おーいって言われて…も……結愛?…小夜?」
震えてしまう、声。
……な、んで…っ…
「うぅ…わぁぁん…!」
「ちょっと沙耶!?」
「…あら?あたしに会えて泣いちゃった?」
「結愛…っ…小夜ぉ…」
「「かわいーヤツね♪」」
あぁ…居た。
あたしを…迎えてくれる人は。