フられるってわかってても、告白って緊張するなあ。

自分の想い、小学校のころなら簡単に言えた。
好きとか、嫌いとか…

小さいときは、早く大人になりたいと願い、中学生になった今は、小さいときの純真無垢な心が欲しいと願う。

人は成長するにつれ、色々な感情を覚え、それを言葉にできるようになってゆく。

赤ん坊のときはただ泣きわめくだけで周りはわかってくれた。
幼稚園、小学校低学年でも、なにもいわなくても大人はわかってくれた。
小学校中学年では、何も考えずに言葉を発し、友達を傷つけたりして成長した。
小学校高学年では、好きな人の話とか、嫌いな人の話とか、普通に出来た。それこそ嫌いだというのを、態度に表したりもした。



そして今…
周りの反応を見つつ、自分の意見を言えるようになった。嫌いだけど、表面上は何とも思って無いように付き合っていくことも覚えた。幼い頃のように、素直に自分の気持ちを言えなくなった。
好きで好きで仕方が無いのに、この想い…
伝えられない。


<好きです。>
これを言うのに私はどれだけ時間をかけたんだろう。
たった一言。

でも一番言いにくい言葉。

<大嫌い>
こんなに言いやすくて、こんなに傷つけやすい言葉は無い。


<好き>
これを言われて嫌な人はいないだろう。
<大嫌い>
自分が嫌ってる相手でも、少なからずショックを受けるだろう。
自分が好きな相手ならなおのこと。



告白するのはすごく勇気がいるんだ。
それをわかってほしい。
私も恋してわかった。
今までフってきた男子がどれだけ勇気を振り絞ったか。

自分の言った一言が、どんなに相手を傷つけたか…


それをもう一度振り返ってから告白するのもいいと思う。
どうせダメ元なら、きちんと過去にも向き合おう。