囁きながら小ぶりの耳を舌でなぞり、華奢な身体に纏った布を剥がしていく。 「っ…ん、さ、サクヤ」 「なーに? ハルカちゃん」 にこっと微笑んで、恥ずかしそうに両手で身体を隠している彼女を見下ろした。 「電気……消して…?」 「……」 上目遣いでそんなことを言われたら、もっといじめたくなるのがオオカミの性ってもんだ。