「俊くん、俊くん起きて」

『ん…』

目が覚めると、頬が濡れていた

それを服でゴシゴシと拭き取った



また、あの夢を見てしまったようだ。

『…美希?今何時だ…』


「8時半!もー、あと30分で準備しないと、仕事おくれちゃうよー?」

『っやべ!』