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余計な気遣いしやがって・・・
はぁ。
とため息をつ着ながら会社をでた武は
空を見上げた。
まだ、しっかりと空が明るく、
なおかつ やや西日になった太陽が降り注いでいる。
時間にして16時。
定時の時間にも早い。
目を通すべき書類を明日の朝の分までやり遂げて、
会議を通すものは別の部署の 部長を自分で呼びつけて指示。
面倒な、交渉類を社長に押し付けて
「今日はもう上がっていいぞ?
楽しんで来いよ。」
昴は、にやりと笑って、武を常務室から追い出した。
普段から、あそこまで動いてくれたら・・・
まったく。