始さんも、やはり食事の仕方が上品だ。
デザートに至るまで優雅に ナイフとフォークを使って召し上がる。
俺は、まぁ マナー程度には使えるが
やっぱりお箸とかのほうが使いやすいな。
「んー。だから、その・・レイナちゃんが
市川、武に惚れたっていうから・・・
その。。。
とりあえず、君のマンションのセキュリティ会社を買収して
見張らせてみたんだよね。」
「・・・はぁぁ??」
「---面白いからって、怒るなよ?
すぐに、マンション側がセキュリティ会社を変えて、
じゃぁ、って身辺調査に 探偵やとったら
すぐに、その探偵も買収されて。」
は・・・?
確かに、昴様も、そのようなことを言っててけど、
っていうか・・・・
「く・・・黒幕は・・・始さん?」
すると、
ちょっと長めの髪を払って
にっこりと、微笑んだ。
あぁ。
だんだん、読めてきた。