座りながら、
「この間、志保とデートした時に見つけたんだよ。
 ここのワッフル。
 
 朝もあいてるっていうから、武とも来ようと思ってさ。」

ワクワクしながら話す上司に
武は、一瞬顔をしかめたが、


すぐに、コホンと
咳払いをして、「そうですか」とつぶやいた。


余計なお世話だな。



忙しい朝っぱらから、
迷惑な話だ。


と思ったのは心にしまう。


「そんなに睨むなって。
 

 ・・・はっ。もしかして、武。」


彼の上司である昴が
じっと武を見つめながら、

「もしかして、朝はパンケーキ派?」

「・・・はぁ?!!!」




見当違いの昴の発言に
思わず武は朝の公園に響くほど
大きな声で
叫ぶのであった。