二つ目のサンドイッチをほおばる。

「 ぁ。正樹、 そういえば、このサンドイッチ、
 あの、カフェのだよ。」

「は?
 どのカフェだよ?」

正樹は怪訝そうな顔で二杯目のコーヒーの準備をしている。

「だから。
 その、レイナ嬢の・・・」



「・・・・・・・・・まじで?」

なんなんだ、間は。

別にいいだろ。どうせ時間あったんだし。

「カレーも、うまかった。」

「はぁぁぁ。」

盛大にため息をつかれた。

「あ の な。
 その彼女に気を持たせたくないなら、行くなよ。
 
 しかも、その店の女の子をナンパしてくるし。」

「いや、女の子は勝手に・・・」

連絡先をちらりと見る。
まぁ、確かにかわいい子だったけど。