「サンドイッチに 連絡先張り付いてた。」
「・・・・ち。
なんで、そんな ニヤついてんだよ。」
あぁ、確かににっこり笑顔で対応して
ちょっと顔を赤らめた あの子かな。
結構若い子だったような。
「相変わらず、おモテになりますなぁ。」
「ふん。あのなぁ。
結構若い子だったから、単なるお遊びだろ。
まぁ、好奇心ってやつ?」
「へぇ、来る者 拒まず。って感じだったのにな。」
「失礼だな。誰でもいいってわけじゃない。
もう俺も いい年だぜ。
束縛しない、都合のいい女。のほうが良い。」
「いい年だから、本気の女がいいってわけじゃないのか?
家族はいいぞ?」
正樹は呆れたように笑いながらサンドイッチをほおばる。
そういえば、正樹は二児のパパだったな。
「子供たちは元気?」
「あぁ、また今度 遊びに来いよ。」
なんていいながら 見せびらかすように写真を見せてきた。
前逢った時よりもでかく なってるなぁ。
子供の成長は早いな。