それから俺もすぐに支度して、ラブホを出る。 トボトボと、一人で寂しく会社までの道を歩いた。 「おはようございます…」 「あ、松岡!」 「っ!?な、何」 オフィスに入ると、 何故か同僚のやつらが俺のまわりに群がってきた。 「ちょっと…給湯室行こうぜ?」 「ん?あ、あぁ…」 コソコソして、なんなんだ? それを疑問に感じつつも、俺は給湯室へと向かった。