息も出来ないほどの熱いキス。それなのに、少しだけ優しさキスはやはり海鈴さんらしい。 そのキスを受け入れるように背中に手を回せば、素早く上着を脱がされ思わずその手を掴んだ。 「ま、待って…」 「…なに?」 「は、早い、です」 いつもは、ゆっくり優しく時間を掛けてくれるのに、今日はキスもその先もなんだか早い。 ・