「え?! だれだれ?」

夏梨は照れながらも教えてくれた

「同じクラスの萌斗くん…」

これには意外だった

バスケ部で背も高くかっこいい感じだが休み時間は教室で読書をする
年齢のわりに大人っぽすぎる人だった

ちょっと癒し系でもあり
すごく優しいところも夏梨の心を
くすぐるのだろう


「そうなんだ!」

「うん、それでさ…」

夏梨が提案をしてきた

「夏梨も優里香のこと応援するから
優里香も夏梨のこと応援してくれない?」