学校につくと柄の悪い男の子達が

私たち…というか、裕樹を出迎える

『毎日偉いねこの人たち…』

裕樹は[REZARD ]というチームのNo.1らしい

「「裕樹さん!おはようございます!!」」

「おぅ」

「裕樹さん、先日の件なんですが…」

『諒ちゃん、先行こうよ』

裕樹はお話し中だし…

「あぁ」



門の前には柄の悪い男の子…

学校の玄関?には…

「「諒助ぇ/先輩/くーん!!!」」

香水の匂いをまとったギャルたち…

あっという間に私たちは囲まれてしまう

「諒助さぁーん私のお弁当食べてください!」

『…暑いし』

さすがに、こんな大勢に囲まれたら暑苦しい

そんな私の呟きを聞いたからか

「うぜぇ退けよ」

ダルそうにギャルたちを睨む

諒ちゃんひどくない?

まぁ諒ちゃんのおかげで暑くなくなったし

気にしないでおこう…

「行くぞ」

そういって私の手を引いていく

「何よあの女っ」