「だけどさぁ…」 あたしは言う。 「こんなにがんばったのに。これ以上どうがんばればいいの。男絡み多い言われたからなおしたのに。嫉妬もしないようにがんばった。なのに、後どこなおしたらいいの。」 それからあたしたちは2人で泣いた。 かえがいなかったら本当に死んでいたかもしれない。 あのときなら屋上から飛びおれる。 本気でそう思ったから。