誕生日がすぎてからすぐあたしたちは喧嘩をした。

原因はあたしの友達。


「美月、男友達多すぎだろ。」

「そうでもないよ?」

「俺だけじゃだめ?」


そういわれたらイヤとはいえないよ。


「だめくない。」

「ありがとね」


この日からあたしは男子と喋る回数も減らしたし、lineもブロックした。

今までの元彼にこんなこといわれてもしなかったのに。

それだけあたしは清也が好きだった。

でもこのときから。

少しずつ距離ができてきていた。