次の日、友達は来なかった。

遅刻してきた。


「…何で朝来んかった?」

「起きれんかったつたいwww」

こいつにとってわどーでもいい話。
笑って済ませられる話。
ごめんの一言もでない、そんな
下らない話でしかないらしい。

「は…待ってたのに」


幻滅した。




放課後、背の低い友達と
話をした。
「あいつ遅れてきたけど、
ほんとは、朝から
担任に呼ばれてたんだよ?
写真のことについて聞きたいからって
言われてたのに」
というと、その子は、
「は!?呼ばれてたのに
来なかったの?なんあいつ」
と言った。

正直、この頃は、
この友達について
考える部分があった。

妙なとこで嘘つくし、
意味のわからないことを言うし、
信用性に欠ける、と。



もぉ、諦めていた、何もかも。