遊園地の入り口の近くに、自動販売機が置いてあった。
なんか喉かわいたなぁ。
あ、私の好きな冷たいココアもある。
「ゆきなちゃん、なんか飲む?」
「あ…うん!」
「ゆきなちゃんと沢田さんって、いつもココア飲んでるよね?冷たいココアでいいかな?」
「うん。それ、今飲みたいと思ってたんだ!」
「そうなの?よかった。はい、どーぞ!」
「ありがとー!」
創くん、私の考えていることが分かるのかな?
それにすごく優しいなぁ。
「ゆきなちゃん何乗りたい?」
「んー、ジェットコースター!」
「だと思った。じゃあ、行こっか」
「うん!」