では…って、誰もカメラのタイマー押してないじゃないっ! 思わず後ろを向くとはっと気づいた裕也さんが、急いでテーブルの上に置いていたカメラを手に取り操作をし始める。 「さ、撮るぞー」 言いながら急いでこっちに来た裕也さんが私の後ろに立ち、私の肩に手を置いた。 カシャッ---