俺に気付いたマリアは、眩いほどの笑顔で微笑みかけた。




そして……、




マリアの体全てが、跡形もなく消え去る---




ダメだ…、




行くな、マリアっ!!!




マリアから出た泡に手を伸ばす。




その泡に触れた俺の指先が、泡立ち始めた---