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船上で行なわれた婚約パーティーも、終盤になってきたところでふと気づく。




俺の婚約者、エレーヌがいない事に---




少し疲れたから散歩がてら探してみるか…。




そして俺は、船上内をフラフラ歩き始めた。




歩いているうちに外の空気にあたりたくなり外に出ると、そこにいたのは---




アクアマリンの髪と瞳を持つ、俺にとって妹のように思っているマリアが海を眺めていた。




そんな所に立っていては危ないと声をかけようとしたところで、突然マリアが海へと身を投げた。