その麗華さんのお姉さんでもある監督にも申し訳ないと思いながら監督を見ると、裕也さんを見ながら微笑んでいるのが見えて思わず首を傾けてしまった。 なんでこんな時にその表情? 監督の真意がイマイチ分からないな…と思っているうちに、監督は裕也さんのもとへと歩き麗華さんの入っているナイフを受け取った。 そして私達を労わる言葉を述べた後、監督は--- 「フォッフォッフオッ…---」 笑った---