本当にこの二人には、申し分けない事をしたと思っている。 本来ならば誰のジャマもされなければ、まりあが足を手に入れても入れなくても二人は共に人生を歩んだはずだった。 それを私の妹が…。 それでも私にとって、只一人の妹--- どんな悪事を働こうが、可愛い妹なんだ。 手に持っているナイフを近くに落ちていた鞘に収め、さて…と、これからの事を考える。 もうだいだいは、決めてはいるがな---