どこかの部活が集まっているのかな?




そう思いながら歩いて行くと、その人だかりのうちの男子生徒が私を指差し叫ぶ。




「えっ?」




思わず立ち止まると、その人だかりが一斉に私に向かって走ってくる。




こ、こわい---




ドドドドッ…………




たくさんの大きな足音に萎縮してしまい、足が動かない。