「俺…、遊び人だって言われてるのは知っているしそれは本当なんだ。でも…、それは俺が昔から思っている人が現実にはいないと思っていたから遊んでしまっていただけ」




「現実にはいない人?」




頷く敦さんの次の言葉に耳を疑った。




「言ったよね?俺は昔からまりあちゃんを捜し求めていたって…。小さい頃からずっと、夢に見ていた人がいたんだけどそれがまりあちゃんだったんだ」




「…私?」




なに…、



それ---