わたしたちは、いつも一緒で、四人でひとつ....
四つ葉のクローバーみたいに。
わたし(まお) みう とも やまねん
このメンバーでいることが楽しくて楽しくて....
笑うときも一緒で、泣くときも一緒。
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「まお?なに、ぼーっとしてんの?」
「あー、ごめんごめん(笑)考え事してたの!」
この子はみう。
わたしの親友(心友)
「西田のことだし、ぼーっとしてんのはいっつものことだろ(笑)」
「ちょ、うるさいよ。田中!」
「事実を言っただけだ、俺は」
田中。通称、とも。本名はともひろ
大人しいけど、喋れば直ぐにわたしをからかう。
「そーやそーや、ともひろの言う通りやぞー!」
「もう、なんなの!やまねんまで!!」
やまねん
関西出身で関西弁
このメンバーのムードメーカー
「ちょっとー、わたしのまおいじめないでよね」
「みううううう!!!!やっぱ、わたしの味方はみうだけだよお」
「なんやなんやあ、俺らかって西田の味方やぞ!な?ともひろ。」
「おぉ、そうだぞ」
「嘘だああああああああ、うわああああああ」
「ほらー、二人がいじめるからまおが泣いたじゃん(笑)」
こうやって、みんなでわちゃわちゃするのが好きだった。
いつからか、私が気付かない間に
音を立てて関係は崩れていってたんだ。