サークルの方は、どんどん会員が増えていっているようだったわ。
「目から鱗が落ちました」
「感動しました」
会報を読んだ人からそんな風に言われるんだって。
感動させる為に書いてるわけじゃない!母はそう思ったみたいだけどね。
「もう私は何を伝えていいのかわからない」
そう言って母はサークルから抜けたの。
涼太がわかってくれている。
それだけで十分だと母は思ったのかも。
それにサークル活動よりも、私と涼太をしっかり育てたい、たくさん遊んでやりたい。
そう思ったんだよね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…