涼太は家に帰ってからも遊ぶ。


家に帰ると、プラレールのレールを部屋いっぱいに繋げて走らせる。私が横になる場所がない。私の頭の上をプラレールが走る……!


一応、涼太が遊べる部屋もあるのに、寂しいのか私の回りをオモチャでいっぱいにするの。


「ママ一緒に遊んで」


母が私の世話をしている間は我慢して、一人で遊ぶけど、終わるとそう言うのよ。


私はその間ほったらかしなので、ゴロンゴロンと2人に近寄り仲間に加わるの。


「かりんちゃんも一緒に遊びたい?」


仕方ない。遊んでやるか。