―――次の日




「考えてくれた?」


私が病室に入った途端、優也はそう言った。


…私、あれから考えた。




優也のこと

蒼太のこと

…自分のこと





「私ね…優也のこと、大好きだよ?


でもそれはやっぱり…恋愛感情とか、そういうのじゃないの


ほんとに優也のことは好き、大好き



でも…ごめんなさい





優也の気持ちには応えられない」