さっきまであんなに強気だった彼女が、コロッと態度を変えた。
それもそのはず、
急に目の前に現れた私の幼なじみのしょうちゃん。
そこにいたのは、私の知っているしょうちゃんとは全然違っていてとても格好良くなっていた。
「星夏、向こうは謝ってるけどもういいか?」
「うん...。」

「私、黒宮沙羅。星夏さんさっきはごめんなさいね。えっと...」
「汐音です。」
「汐音さんにもひどいこと言ったわね。」
「いえ、別に。」
「では、皆さんさようなら」