「ごめん、あたし帰るねっ!」


あたしはその場にいるのが怖くなって、咄嗟にそう言って部屋を出た。


「え、樹莉!?」


直輝はあたしを呼んでいたけど、今のあたしに気にしてる余裕はなかった・・・・


ごめんなさい、直輝・・・


友達としてなら、一生傍にいれたはずなのに・・・


あたしが壊したんだ・・・