保健室へ向かおうと階段を降りてる時だった。


”ドンッ”

「キャ…!」

「いってぇ…」

「ご、ごめんなさい…!」


ぶつかった相手は教科書を拾って
俺の顔を見上げた。




ドキッ

何だこの子。


すげぇ可愛い。



綺麗な二重して目でけぇ
しかもまつ毛長いし。

肌も白い


少し茶色のロングヘアー




こんな可愛い子
俺達の学校にいたか?





「あのさ」

目の前の子は急に話かけた俺に
多少ビックリしながら
俺を見つめる。



「大丈夫?」

「え?あ、はい大丈夫です!そっちこそ大丈夫ですか?」


俺の心配より自分の心配しろよ
って思いながらも
心配されて嬉しい自分も居る。



「あー。俺は大丈夫」




俺はそう言って
女の子の前から立ち去った。





これ以上居たら俺はヤバいかもしれない
って思って。