「み・・お、美緒逃げろ・・」

そういって彼がどんどん遠ざかっていく。

いや、置いていかないで・・・

暗くてあまり周りは見えないけど必死に彼を追いかけた。

あっ・・・やっと追いつけた・・。そう思ったとき

彼が倒れた。その時手にヒラに違和感を感じた

手を見ると彼の血で真っ赤になっていた