私は男子が苦手だ。
1年前の失恋がきっかけで。
なのに隣の席はチャラそうな男子。第一印象はイケメンだが「軽そうな奴」。
目が合ったとたん話しかけられてしまった。
「関西から来たのぉー?まぢかあ!!仲良くしよーぜ!!俺、大野隼人!!香連ちゃんって呼んでいーよね!?」
いきなり"ちゃん"呼び。
もっとも苦手なタイプ。むしろキライかもしれない。
「仲良くしようね。いーよ。その呼び方でも…」
「やった!!俺のことも隼人って呼んでもいーから!!ねっ!!香連ちゃん♪」
印象通り軽いが悪い奴ではないなと思った。
「香連ちゃんってさ、俺の家の隣に越してきたよね?」
はい?隣の家の男子は隼人くんだったの!?
「幼稚園の前の住宅街だよね?」
「そうそう♪すげぇ偶然だよな!」
ほんとに。こんな偶然あるんだ…
それに、隼人くんは人気者だ。
休み時間になるといつも隼人くんの周りは大勢の人に囲まれている。
隼人くんと仲良くなったためか、友達がたくさんできた。
いつの間にか、明るいグループのメンバーの中に入って話すのが日常になっていた。
いわゆる"いつめん"ってやつ。
メンバーは、オシャレな美羽と頭の良い優亜。そして私。
どうやら、友達づくりに成功したみたいでよかった。
これから上手くやって行けそうだ。
1年前の失恋がきっかけで。
なのに隣の席はチャラそうな男子。第一印象はイケメンだが「軽そうな奴」。
目が合ったとたん話しかけられてしまった。
「関西から来たのぉー?まぢかあ!!仲良くしよーぜ!!俺、大野隼人!!香連ちゃんって呼んでいーよね!?」
いきなり"ちゃん"呼び。
もっとも苦手なタイプ。むしろキライかもしれない。
「仲良くしようね。いーよ。その呼び方でも…」
「やった!!俺のことも隼人って呼んでもいーから!!ねっ!!香連ちゃん♪」
印象通り軽いが悪い奴ではないなと思った。
「香連ちゃんってさ、俺の家の隣に越してきたよね?」
はい?隣の家の男子は隼人くんだったの!?
「幼稚園の前の住宅街だよね?」
「そうそう♪すげぇ偶然だよな!」
ほんとに。こんな偶然あるんだ…
それに、隼人くんは人気者だ。
休み時間になるといつも隼人くんの周りは大勢の人に囲まれている。
隼人くんと仲良くなったためか、友達がたくさんできた。
いつの間にか、明るいグループのメンバーの中に入って話すのが日常になっていた。
いわゆる"いつめん"ってやつ。
メンバーは、オシャレな美羽と頭の良い優亜。そして私。
どうやら、友達づくりに成功したみたいでよかった。
これから上手くやって行けそうだ。