隼人と一緒に社長に挨拶をしに行った。

「履歴書を送って先ほどお電話頂いた大野隼人です。よろしくお願いします!」



社長はニコニコしながらこう言った。
「挨拶もしっかりできて気に入ったよ。横の女の子は?」

横の女の子とは私のことだ。

「私もアイドルになりたくて隼人に付き添って事務所に来ました!!隼人の友達の江沢香連です!」


さすがに彼女だとは言えない…


隼人も、
「そう!友達の香連です。」


社長は、
「香連ちゃんかぁー。気に入ったよ、一緒にレッスン受けてみる?」


「はいっ!!」


それから私たちの夢への第一歩を踏み出した。