暗号?
いったい何なのだろうか?
門番さんが震え上がるくらいだから、きっとすごい暗号なのだろう。
「で、どんな意味があるの?」
フロウはまた怪しげににやっと笑う。
「教えてやるよ。でも大切な暗号だから何か見返がほしいなぁ……」
少し不安に思ったが、知りたい物は知りたい。
理性は好奇心には勝てなかった。
「なんでもするよだから、ね?」
「シルヴィアダメだよ」
イアが止めた時にはもう遅くて……
フロウの口元にはしてやったりと言わんばかりのにいっとした笑みが浮かんでいた。
「じゃあ、今日ベッドでね。」
………やっちゃった
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