そこでフロウにも出会って、舞踏会にもでたりして



セシルとも出会えた。

カリウス王にも出会ったし、雷使いのアンジェリーナに電流を流されそうになったりした。





それから、まだ試したことも使ったこともないけど、謎に包まれた母様の出産の時、私が魔法が使えるようになると言ったことも知った。



今度、母様と一緒に試してみるのもいいかもしれない。




そして天使の領土を離れて……



王都でおきた悲劇。





イアと離れ離れになってからは、本当に沢山の人に迷惑をかけた。



でも、誰も文句を言わずについて来てくれて、協力してくれた


ヨーギリアス王のことは、フランテさんのことが大きかったけど……





どれも私の中では凄く大きな存在で、なければここにたどり着いていなかった















そんなことを考えながらふと周りを見ると、大切な人達の姿が目に映った。



前のほうで、驚き、口をあんぐりと開けている栗色の髪を持つ少年。



そうティープだ。




そして、今度は私達が驚くことに、ティープの隣で涙をながし、目を真っ赤にしながら彼の腕を掴み、私を見上げる存在





セシルだった