そんなことを考えているとフランテさんの声が聞こえてきた



「おーい、いつまで隠れてるつもりだい?もう大丈夫さ。出ておいで。」




「行こうか。」





私は思わず

イアを




見つめてしまった




「なに?俺の顔になんかついてる?」


頭の中に疑問が押し寄せてくる。


「イア、魔界王の知り合いなの?」


イアはしまった、という顔をした。



「もしかして息子だったりする?」


「それ、どこでしったの?俺いったけ?」



認めた


イアが認めた


なんで私に内緒にしてたんだろう……




「どうしていってくれなかったのよ」