イアは不思議な呪文を唱えた すると あの 渦が現れた。 「覚悟はいい?」 「うん」 バサッ 目をつぶる 風がよこを通り抜けた 「目、開けていいよ」 心配だった 目を開けたら 枯木に平野が広がってそうで、イアの姿が変わっていそうで そんな私を察してくれたのか 「だいじょーぶ花がキレーないいところだよ」 って声をかけてくれた。 .