「一緒にはいけないのね……気をつけて。」



リナが悲しそうに、寂しそうに呟く。



折角仲良くなれたのに、と自分でいい始めたのに関わらず涙を浮かべる。




「俺がついていく。流石に一人じゃあぶないよ」




ティープの言葉に確かにとリナが頷いた。



その時だった。






「おーーい、俺をわすれんなよ〜。」




いつの間にか消えていたフロウが両手に銃と日本刀らしき刃物を持ってきた。




「フロウ、集まったのか?」


カリウス王の意味深な言葉にフロウは満面の笑みで頷く。