「悪いことって何だろ……」



「気にするなよ。ただからかったんだろ。」




イアは笑顔で元気に言った。


私は少しホッとして緊張が体から抜けていくのが分かった。




それにそこまで深く考えなくてもいいだろう




「そーだよね!じゃあもう部屋に行くね。疲れちゃった」



「おやすみ、シルヴィア」





そう挨拶を交わすと、私は部屋に行った。


安心感と疲労のせいで急激に睡魔が襲ってきていた私は、部屋に入るとベッドに倒れ込んだ。